生命保険文化センターの「生活保障に関する調査・2016年」によると、生命保険に加入している人の割合は男性80.6%、女性81.3%と8割以上の方が何かしらの保険に加入しています。

30歳代、40歳代、50歳代と年代別に見ても加入率はいずれも8割を超えています。40歳代、50歳代になると9割近い加入率となっています。

このような調査結果からも保険は、家計の支えとして、日々の生活に大きく関わっている状況が垣間みえます。

会社経営者の場合、経営者「個人」として保険に入ることがある一方で、会社の「経営者」として保険に入ることもあるでしょう。

そのため、保険会社や銀行、税理士等からも法人税の節税対策や退職金原資準備等を切り口に、様々な保険の勧誘を受けた経験があるのではないでしょうか。

勧められるがままに「法人契約」「個人契約」合わせて、管理できないほどの保険証券が手元にあり、訳が分からなくなっている…という方も多いかと思います。

最近では、インターネットや雑誌等でも保険の見直し方についての情報がたくさん紹介されていますので、目にしたことをきっかけに「自分にあった保障内容になっているのだろうか?」と疑問を持ち、改めて保険の見直しや確認をしてみたいという方も増えています。

会社経営者の場合は「法人契約」と「個人契約」との「バランスのとり方」についても気になるのではないでしょうか。

保険は人生の4大支出、老後、住宅、教育、保険に入るくらいですので、生涯においても大きな支出項目の1つになります。

個人差はありますが、保険を見直すことで生涯において内容を充実させながら100万円単位の支出削減につながることもあります。

しかし、いざ見直しを検討するにしても、誰に相談すればいいのかわからない、また、相談をしても勧誘されるのではないか?と警戒心が先に立ち、結局、なかなか見直しに踏み込めない経営者もいらっしゃるでしょう。

そのお悩みは的外れではなく、正直なところ、どこに相談するのか?ということは保険見直し成功のカギを握っていると言い切ってもいい重要ポイントとなります。

今回は、そのようなお悩みを解決していただくために、相談する前に押さえておきたい保険見直しのポイントや具体的な相談先の選び方までご紹介させていただきます。

寺野先生この記事の監修者:寺野裕子(テラノ ユウコ)

てらのファイナンシャルプランニングオフィス代表。2008年FP相談業務開始。

2014年事務所運営スタイルを金融機関等からの紹介手数料を一切得ず、報酬は顧客からの相談料のみとするフィーオンリーへ移行。

個人のお客様に特化した資産管理をメイン業務として「ファイナンシャルプランニングは100人100様」をモットーにライフプランの実行支援を行っている。

【保有資格】
・CFP
・1級FP技能士、投資助言業

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全国にいる保険のプロ・FPに保険・お金の相談をすることが可能になります。この機会にぜひ一度相談をしてみましょう。

生命保険見直し相談をする際によくある疑問

保険見直し相談

まずは、保険見直しを検討される際に多くの方が持たれる疑問、お悩みをご紹介させていただき、お答えさせていただきます。

保険の見直しについてプロに相談したい、事前の予約は必要かどうか?

予約の有無は相談窓口によって異なります。気軽に入ることができる店舗を持つ保険代理店では、予約なしでも対応可能としていることが多いです。

ただ、先客がいる場合等には、また出直さなければいけないということもありますので、予約をしておくことをおすすめします。

また、最近はネットから申し込むことでFPが自宅や近所のカフェ等まで出向いてくれる無料相談サービスもあります。

また、保険販売は行っていませんが、お客様の立場で保険の見直し相談の対応をしている独立系FPに相談する場合には、予約を必須としている事務所が多いです。

事前に電話やメールで問い合わせをして相談可能時間や面談場所を相談してください。

無料相談と有料相談どちらが良いのか?

無料相談と有料相談のどちらが良いのかの答えは、活用の仕方次第と言えます。

ただ保険代理店等が実施している無料相談は、最終的には保険契約に結び付くお客様と出会うきっかけづくりとしてサービスを提供していることを認識し、上手く活用することが大切です。

上手く活用するためには「生命保険の見直しを相談する前に、今の保険内容を確認してから事前準備をしよう」でお伝えする「事前準備」をしっかりした上で、活用を試みましょう。

事前準備をすることで、勧誘されたらどうしよう、といった不安がなくなり、自分主体で保険の見直しができます。

有料相談のメリットは、保険会社との利害関係がないため、お客様本位の助言・アドバイスを受けることができます。

有料相談の料金は事務所によって様々です。1回5,000円や10,000円、また初回に限り無料としている事務所もありますので、事前に事務所ごとの料金体系を確認しておきましょう。

過度な勧誘をされるのではないか?

過度の勧誘をされるかどうかは、相談を受ける担当者によって異なります。

過度な勧誘と感じるような対応をする担当者であれば、契約獲得を優先した対応をしている可能性もあります。

複数の無料相談窓口を利用してみて、相談先自体を比較してみるといいでしょう。

相談はどのような流れで行われるのか?

担当者によって異なります。

しかし、通常は現在加入している保険の内容の確認から始めます。

会社経営者の場合、法人契約も含めて加入状況を確認し、問題点があれば、その問題点を解決するための提案を受ける、といった流れになります。

独立系FPの場合も、事務所により相談の流れは異なります。

しかし、加入中の保険内容の確認と同時に、家計の状況も聞いた上で、最適な保険の見直しを提案するFPが多いと思います。

 

FPからのワンポイントアドバイス

保険料負担は決して安いものでありません。しっかりとご自身で内容を理解し、納得した上で、保険を選びましょう。そのためには、無料相談・有料相談のいづれも加味し、ご自身に合った方法を活用していただきたいと思います。

生命保険の見直しができる相談先ごとのメリット・デメリット

保険のメリット・デメリット

保険代理店

保険代理店のメリット

最近は複数の取扱保険会社の中から比較検討して、お客様に合った保険を選択することができるメリットを前面に出した、保険代理店が続々と誕生しています。

このような保険代理店の多くは、保険見直し相談窓口を設けているため、保険のプロに無料で相談をすることができます。担当者の中にはファイナンシャルプランナーの資格を持った人もいます。

また、複数の保険会社の商品を取り扱っているので、一つのテーブルで各保険会社の商品を比較検討しながら保険見直しをしやすい環境が整っているのもメリットと言えます。

ただし、代理店によって取扱保険会社は違いますので、複数利用して比較検討するといいでしょう。

保険代理店のデメリット

保険代理店は保険を販売することで初めて利益を得られる仕組みになっています。

そのため、保険代理店が行っている「無料」の保険見直し相談は、保険に加入してくれるお客様と出会うことを目的として提供されていることは認識して活用しましょう。

相談窓口の担当者にもよりますが、お客様の利益よりも自分の保険契約獲得を優先しているような担当者に当たることもあります。

そのため、勧められるまま加入してしまったなんてことになってしまうかもしれませんのでご注意ください。

後述します、保険見直し前の準備をして、ご自身の疑問点や希望を少しでも明確にして利用するようにしましょう。

あまり押しの強い担当者で相性が合わないと思ったら、他の代理店を当たってみて、担当者の比較検討も行ってください。

独立系FP(ファイナンシャルプラナー)

保険販売が目的ではなく、お客様に合った保険見直し相談にたどり着くための情報を提供することをサービスとしているのが独立系FPです。

FPによって料金は異なりますが、1回5,000円から10,000円ほどでお客様の立場に立った保険見直しについてのアドバイスを受けることができます。初回面談は無料としているところもありますので、各FP事務所に問い合わせる、またはホームページ等で料金を確認しておきましょう。

また、本当に加入者の立場に立ったアドバイスを行う事務所であるかどうかを見極める必要はあります。

見極め方は、事務所を複数当たってみて、担当FPとの相性を探ってみることです。信頼のおける経営者仲間や税理士等に、良い相談先がないか聞いてみるというもの1つの方法かと思います。

これまで契約していた保険会社の担当者または窓口に相談

保険見直しの相談をしたい場合、今、加入している保険会社の担当者や、保険会社に問い合わせをして相談するという方法もありますが、その場合、どうしても解約を防止されたり、自社での新しい保険に切り替る方へと誘導されてしまう可能性があります。

まずは、無料相談や有料相談を利用して、セカンドオピニオン的に客観的なアドバイスを得てから、これまでの担当者に問い合わせをしてみると良いでしょう。

 

FPからのワンポイントアドバイス

無料、有料合わせて、相談窓口自体も比較検討して相性の合う相談先を探しましょう。

生命保険の見直しを相談する前に、今の保険内容を確認してから事前準備をしよう

無料相談、有料相談、どちらを利用するにせよ、事前に今、加入している保険の契約内容の事前チェックをしておきましょう。チェックポイントは次の4点です。

 

保険内容確認の4つのチェックポイント

①保障内容は?(死亡か?病気か?ケガか?将来のための生活資金か?)
②保障金額はいくらか?
③保障期間はいつまでになっているか?(一生涯?10年?20年?)
④保険料はいくらで、いつまでの支払になっているか?

上記でお伝えしている、事前チェックのゴールは「分からないことが分かる」レベルでも大丈夫です。

疑問点を明確にしておくことで、無料相談で「ここが分からないから教えてほしい」と伝えることができます。

それこそが事前準備(疑問を解決するという目的が定まっている)にあたるため、たとえ無理な勧誘を受けたとしても、無料相談も有効に活用できると言えるでしょう。

 

FPからのワンポイントアドバイス

分からないことを明確にするために無料相談を使うことも一つの方法です。そういった意味では、無料相談も有効に活用すると良いでしょう。

保険見直し相談を利用する際の5つのポイント

5つの相談ポイント

事前準備をして相談の目的を明確しておく

今現在の加入内容の疑問点や希望を明確にしておくことで、保険の見直し相談を有効に活用できるようになります。

例えば、この部分は保障を大きくしたい、無駄な部分は部分解約したい、保険料として出せる予算はいくらまで、といった具合に保険の見直しで何を希望しているのかを伝えられるようにしておきましょう。

保険の見直し相談は、無料有料いづれにしても、自分の疑問点や希望を伝えて、自分で分からない部分をプロからアドバイスを受けるまた、情報を引きだすという心づもりでいると良いと思います。

相談する保険会社について事前にネットで情報を収集しておく

最近は、どの保険を扱う会社でもインターネットで様々な情報を公開しています。

インターネットを通して保険見直し相談の受付をしている保険代理店もあり、どのような方針でお客様の相談を受けているかといったこともメッセージとして出している窓口もあります。

例えば、無料相談で保険の見直しの必要がなければ「見直しをする必要がない」ことを教えてくれたり、もし担当したFPと相性が合わなければ別のFPへの交替制度を設けている会社もあります。

口コミ等も最近は多く公開されていますので、鵜呑みにするのはよくありませんが、相談先の検討材料としては事前にチェックしておくといいでしょう。

資料請求をしておく

各保険会社、インターネットを通してでも資料請求が簡単にできるようになっています。

相談目的を明確にするための材料として使えますし、無料ですので、積極的に取り寄せて事前準備に活用してみましょう。

相談したいFPのことを調べておく

保険代理店で実施されている無料相談はインターネットを通して多くの口コミが公開されています。

また有料相談を受けている独立系のFPの多くがホームページを開設していたり、各メディアを通じて活動報告を公開しています。

会社経営者の場合、「法人契約」と「個人契約」とのバランスも考慮しての見直しが必須となりますが、相談先によって「法人保険」を得意としているところ、不得意としているところなど様々です。

得意不得意の見極めは難しいところですが、事前に相談先の情報を調べておくことで、ある程度の実績も見えてくるかと思います。

相談先も複数の会社を試して検討する

相性の合う相談相手と出会うために、相談先も複数当たって検討することをおすすめします。

複数当たることで、相談担当者にもいろいろなタイプがいるということが見えてくるはずです。

 

FPからのワンポイントアドバイス

事前準備や相談先の比較など、簡単そうに見えて、意外と難しいと感じる方は多いと思います。その「難しい部分」を助けてくれるのが、保険見直し相談です。

気軽に相談先自体をいろいろ試してみることこそが、保険見直しのカギと言えます。

まとめ|保険見直しの成功のカギは、納得した内容と保険料の保険に出会えるかどうか

保険見直し成功の鍵

保険は4大支出の1つに入る大きな買い物です。

大きな買い物にも関わらず、多くの方が内容を理解しないまま、自分に内容が合っているのかどうかも理解できずに保険料を払い続けています。

筆者自身もファイナンシャルプランナーであり、有料相談をさせていただいていますが、これまでの経験から、残念ながら、会社経営者を含め、効率よく、良い内容の保険に入っている方は少数派と言えます。

このようなお話をさせていただくと、ご自身の今の契約内容が良いのか、悪いのかを確認したくなってきませんか?

保険見直しを成功させるためには、納得した内容と保険料の保険に出会えるかどうかが重要となります。

今回のお話しが、皆さんにとって良い保険見直し相談先との出会いとなるきっかけになることができましたら幸いです。