近年、都内を中心にプチ不動産投資ブームが起きている。

その背景には、企業の終身雇用制度の崩壊、年金受給年齢の引き上げといったお金に対する将来の不安を感じる人が増えてきたなど理由が挙げられる。

一方で、2020年に開催される東京オリンピックで波及する経済効果に期待して、今から不動産投資を積極的に行おうとするサラリーマンも増えてきている。

この記事をご覧のみなさんも、一度は不動産投資というキーワードが気になったという方も多いのではないだろうか。

しかし、「どの企業の不動産投資商品を買ったらいいのか分からない」「セミナーに参加してみたいがいくつも種類があり、時間を無駄にしないためにもどんな内容なのか事前に少しでも知りたい」といった声もあると思う。

そこで今回、2018年某月に中古物件のリノベーションで業界では異例の人気を獲得している、リズム株式会社が主催するセミナー「値上がり益を狙うリノベーション不動産投資セミナー」に行ってきたので、その概要レポートをお届けする。

この記事で、少しでもセミナーの雰囲気を感じていただき参考にしてもらえれば幸いだ。

セミナー概要

・セミナー名:『値上がり益を狙うリノベーション不動産投資セミナー』
・定員人数:40名
・費用:無料

セミナー主催会社概要

本セミナーは、リズム株式会社が主催している。

会社概要

会社名:リズム株式会社
設立:平成17年12月
資本金:1億円
所在地:<東京本社>〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町13-3
事業概要:リノベーション・デザイナーズ賃貸、リノベーションマンション投資

※引用:リズム株式会社より

セミナー講師紹介

本セミナーでは、第1部と第3部をリズム株式会社顧問の巻口氏が担当、第2部を同社専務取締役の織田氏が担当した。それぞれのプロフィールは以下。

巻口成憲 氏(リズム株式会社 顧問)略歴

1971年生まれ。国内不動産会社を経て、世界4大会計事務所KPMGのグループファームである現プライスウォーターハウスクーパースに勤務。経営コンサルタントとして、事業戦略策定や経営管理に関するコンサルティング業務に従事。MBA取得後、国内監査法人トーマツのグループファームである現デロイトトーマツコンサルティングに転職。2005年リノべーション不動産投資のリズム株式会社設立に専務取締役として参画。2013年REISM Investment Inc.アメリカ法人を設立し代表取締役就任。2014年不動産×テクノロジーによる不動産取引を実現するリーウェイズ株式会社を設立し代表取締役就任。

立教大学大学院修士課程修了(経営学修士)。早稲田大学大学院修士課程修了(不動産金融工学修士)。宅地建物取引士。公認不動産コンサルティングマスター。CCIM(全米不動産投資顧問資格)。FP技能士2級・AFP。

※引用:リズム株式会社より

織田基久 氏(リズム株式会社 専務取締役)略歴

1973年生まれ。1993年国内投資不動産デベロッパーに入社。アセットコンサルティングからプロパティマネジメントまで幅広い不動産事業に携わる。2006年1月これまでの不動産業界の変革を目指し、リヴァックスマネジメント株式会社(現リズム株式会社)の設立に取締役として参画。アセットマネジメントのノウハウを培ったキャリアを活かしながら、資本金1億円、売上高50億円を超える会社の成長に寄与。2016年に同社専務取締役に就任。投

資不動産のプロフェッショナルとしてセミナー講師も務める。宅地建物取引士、管理業務主任者、FP技能士2級、公認不動産コンサルティングマスター。

※引用:リズム株式会社より

セミナーコンテンツ目次

本セミナーは、4部構成(談会に出席しなければ3部構成)になっており、コンテンツは以下の通り。

(巻口氏担当)

▼第1部:オリンピック景気下の不動産投資(50分)
・オリンピックと不動産価格
・不動産成功のファクター エリアと相場

(織田氏担当)

▼第2部:成功するマンション経営(45分)
・中古1Rマンション経営とは
・物件選びのポイント
・REISMの物件選び

(巻口氏担当)

▼第3部:新時代の不動産投資戦略(45分)
・不動産投資の3つの戦略
・不動産投資成功の3つの戦略
 -インカム狙い 不動産プロダクト戦略
 -インカム狙い 不動産マーケティング戦略
 -キャピタル狙い 不動産アービトラージ戦略

▼第4部:個別相談会

セミナーコンテンツ各論のまとめ

第1部の要点メモと感想

要点メモ

・2020年東京五輪・パラリンピック開催に伴う2030年までの経済波及効果の試算は、全国で32兆3,179億円。東京都で20兆4,407億円にのぼると見込まれている。

・オリンピック後は不動産価格が下がると予測されていたが、北京オリンピック後も中国の不動産価格は急上昇を続けた。東京でも同じことが起こる可能性がある。

・不動産は30年経過しても半額にならない。

・長期的に見れば、「需要>供給」が成り立つため、空室リスクが解消できる。→東京23区の中古1Rは長期投資に適している。

感想

巻口氏の出す客観的なデータに基づいた主張は非常に分かりやすく、納得感のあるものだった。筆者はこれまで、オリンピック後の不動産投資は、不動産の価値が落ち込むと思っていたため「五輪後も土地の価格は高いまま」という北京五輪の例は目からウロコだった。

また、不動産投資をするなら、東京のワンルームマンション一択というのはどこの会社でもよく聞く話なので、再度認識することができた。

第2部の要点メモと感想

要点メモ

・リズムでは、サブリース(家賃保証)を選択する顧客は少数。

・リノベーションした中古物件を売りに出すと、募集開始5日で入居申し込みが来る。

・リズムが提供するリノベーション『アトカラREISM(借換リノベーション)』には3つのメリットがある。
①残債+リノベーション工事費用込でローン借換が可能。
②ローン年数が新規より10年延びて最大65年-築年数(最長35年)。
③リノベーションの借換金利は、△0.3%(現状1.9%)の優遇金利。

・投資物件選びのポイントは以下の3つ。
①新耐基準(S56年6月以降に建築確認を取得)の物件。
②管理状態が良い物件。
③立地条件が良い物件。

感想

最新の動向を知れた巻口氏の1部と比較し、第2部は不動産投資に関する基礎知識を中心に学ぶことが出来た。

特に、物件を選ぶポイントの解説部分は、これからどのような物件を選ぼうかと考えている投資家にとって有益な情報だろう。

第3部の要点と感想

要点メモ

・不動産の投資評価方法には、「直接還元法」と「DCF法」がある。

・不動産投資戦略には、3つの戦略を駆使するべし。
①いつ仕込むのか。
②いかに運用するのか(プロダクト戦略、マーケティング戦略)。
③どう出すのか(アービトラージ戦略)。

・多くの不動産投資会社は同じような物件ばかり扱っている。差別化をしなくてはいけない。

・差別化のポイントは、「立地価値」&「物件魅力」で勝負する。

・従来の不動産営業のやり方はただのSelling。成果を出すためには、種まき(ニーズをウォンツに)することが大切。

・プロダクト・マーケティング戦略あってのアービトラージ戦略。

感想

不動産投資にマーケティングの知識と実践が必要だと思ったことはなかったので、非常に興味深く講義を聞くことが出来た。また、自身の物件のファンを創造するという視点もこれまでの押し売りイメージしかなかった不動産投資に対する新しい考え方を自分の中に持つことが出来た。

不動産投資だけでなく、マーケティングの講義としても非常に有益であると感じた。

セミナーに参加し終わった感想

セミナーに参加する前は、不動産投資に対してマイナスイメージの部分も持っていた筆者だったが、今回の巻口氏と織田氏の話を聞いて大分イメージが変わった。

今回のセミナーの結論として、都内で1R中古マンションを購入し、リノベーションを行い、マーケティング的視点を持って物件のファンを増やしていくのが最適解であると理解した。

また、セミナー参加に際して、配布される資料も非常に充実していたのでここで紹介したい。

(配布資料)

・プログラム表/個人情報取り扱いについて
・アンケート用紙
・個別相談予約シート
・セミナー資料冊子
・保険見直しサービスのご案内

(オレンジケース)
・会社案内
・不動産で始める資産形成のススメ★ご来場特典★
・リズムの賃貸管理
・REISM STYLE CATALOG
・LINEで学ぶ投資知識/Facebook

これらがワンセットで配布される。

今回のセミナーは、事前知識が無い状態でも十分理解出来る内容だったが、これらの配布資料と併せて確認すればより不動産投資に対する理解が深まるだろう。

筆者は、この来場者特典資料を手に入れる目的だけでも、セミナーに行く価値があるのでhないかと思った。

まとめ | こんな人にこのセミナーはおすすめ

以下のような悩みを持っている人はぜひ、今回のセミナー、『値上がり益を狙うリノベーション不動産投資』に行ってみてはいかがだろうか。

・不動産投資に興味はあるが、一歩を踏み出す確信的な要素がない。
・東京の空室率が33%と聞いているが、本当にこの時期に不動産購入しても良いのか分からず不安だ。
・不動産購入後、空室にならないか心配。
・購入して良い物件の見極め方が分からない。
・オリンピック開催後、所有している物件の賃料が下がらないか今から不安だ。

今回のレポートが、あなたの不動産投資を考えるための一つの材料となれば幸いである。