多くの人が英語に触れる機会が多くなった今、

「昇進のためにIELTSやTOEFLを受験したい」

「自分の言葉で海外のクライアントと話したい」

「海外への派遣が決まり、英語をついに勉強しなければいけなくなった」

「英語を習得してビジネススキルの幅を広げたい」

などさまざまな理由により、英語を話せるようになりたいと思っている人がいるでしょう。

しかし、「スピーキングって1人では勉強できなさそうだから難しい?」「多忙な社会人が今から英語を習得するって現実的に達成可能なの?」「教材は何を選べばいいの?」という疑問からスピーキング学習を始めることができていない人もいるのではないでしょうか?

スピーキングは4技能(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)の中でも難しいという意識を持つ人が多いです。英語学習歴15年の私も、スピーキングがもっとも難しいと感じており、今までさまざまな方法を試してきました。

そこで今回は、筆者が過去15年間で使った中からおすすめできるスピーキング教材と、その効果的な使い方ともにおすすめの英語スピーキング教材やレベルアップを狙えるWEBサイトを紹介しています。

スピーキング教材としておすすめの英語サービス2選

まず、スピーキング教材としておすすめしたい以下2つのサービスを、その使い方とともに紹介します。

  1. スタディーサプリ
  2. TED

スタディーサプリは「話せる英語」をコンセプトにしている英語学習アプリです。効率良くスピーキングを練習するには便利なアプリです。

TEDは、スピーキング練習において主にシャドーイングをするために使うことが出来ます。また、ネイティブの発音を聞くことが出来るので、リスニング力と共にスピーキング力を上げることが可能です。

筆者は実際にスピーキング教材としてTEDを利用していました。その時の使い方とともに紹介します。

1. スタディーサプリ|話せる英語を習得

出典:スタディーサプリ

スタディーサプリは、スピーキングの教材として利用する人が多いです。

1日最短3分から、自分にあったレベルの内容を学習することができます。

スピーキングを上達させるためにピッタリのコースは、「新日常英会話コース」と「ビジネス英語コース」です。

新日常英会話コース:

ネイティブが使う口語表現を、ドラマ形式のレッスンで練習することができます。

「キーフレーズチェック」では会話をするにあたって重要なフレーズを講師が詳しく解説します。フレーズを覚えた後は「瞬間発話プラクティス」でキーフレーズをアウトプットします。出題される状況や問題も確認し、実際に声に出して回答します。毎日継続することで、スピーキング力を定着させます。

出典:スタディーサプリ

ビジネス英語コース:

新日常英会話コースと同様にドラマ式のレッスンなので、ビジネスでのシチュエーションを想定しながら練習することが可能です。

「シャドーイング」ではネイティブの発音を真似することで、正しいイントネーションを身につけ、スピーキング力をアップさせることができます。

「瞬間発話プラクティス使える英語力UP」では打ち合わせ・交渉・プレゼンテーション・電話対応・接客対応・出張というビジネスシーンでされる質問に対してキーフレーズを用いてスピーキングの練習をします。

キーフレーズの習得→スピーキング練習→キーフレーズの確認という流れでスピーキング習得をしていきましょう。

効率良く・確実にスピーキング上達させたい方におすすめです。

2. TED|ネイティブの発音を聞いてスピーキング力UP!

 出典:TED

TEDは素晴らしいアイデアを世に広めるために活動しているアメリカの非営利団体です。様々なテーマのプレゼンテーションを見ることができます。

筆者はこのTEDを使いシャドーイングをして、スピーキングの練習をしていました。

今回は筆者なりの使い方について紹介します。

1.トピックから動画を選ぶ

自分の好きな動画、興味のある分野の動画を選ぶことができるので、楽しい気持ちで始められます。筆者は見るだけでも楽しい可愛いアニメーションの動画をよく選択していました。

2.音声の速度を調整する

再生画面の下部にある歯車のボタンから音声の速度を調節することが可能です。

動画によって話す速度が違うので、自分が無理なくシャドーイングできる速度に設定してください。0.5Xは遅すぎてシャドーイングがしにくいので、大体0.75Xを目安に調整しましょう。

3.シャドーイングをする

実際にシャドーイングをします。音声を真似するだけで正しい発音を練習することができます。ここで、重要なのは同じ動画でシャドーイングを繰り返すということです。

1回のシャドーイングだけでは、十分に口を慣らすことができません。何度も繰り返すことで、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目の方が上手に発音出来るようになります。

また、リスニングに自信のない方は再生画面の下部にあるふきだしマークから字幕(Subtitles)を付けることが可能です。

4.和訳を確認する

一通り聞き終わったら、再生画面の下にあるTranscriptから日本語を選択し、動画の和訳を確認しましょう。

和訳を確認することで、フレーズの意味を正しく理解できます。

より一層記憶に残ることから、筆者は必ず和訳を確認していました。

スピーキングの上達におすすめの英語教材4選

 今回紹介するのは以下の4つの教材です。

  1. CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100
  2. たった30パターンで英会話! 「言いたいことが出てこない」をスッキリ解消
  3. どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
  4. 話せる英語ドリル300文~Q-Leap式! 1日10文で始める・続ける

スピーキング上達のコツの1つは基礎を固めることです。1.と2.で基礎英文法を固めると同時に、フレーズを覚えていくことで表現を増やしていきましょう。

次に、話すための基礎英文法を体に叩き込むためのクイックレスポンストレーニングです。3.で瞬間英作文というトレーニングを積むことで、会話で使える英語を目指しましょう。そして、ビジネススキルの幅を広げるためにビジネスシーンを想定して練習をします。

4.で反復練習することによって語彙・語順・発音を意識しなくても正しくアウトプットできるようにしましょう。

ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100|使える英会話を取得

出典:Amazon『ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100』

日本人は、ネイティブが知らないような文法やアクセントまで知っているという傾向があるそうです。なぜなら、日本の英語学習(中高生時代の英語の授業)では、文法やアクセントを覚えるという学習をしているからとのこと。

この教材では日本人に英語を教えている著者が「これだけでいいよ」「もっと簡単な英語で話そう」をテーマにネイティブが赤ちゃんのときから聞かされ、成長とともに身につけた100の表現を集めて解説されています。

amazonではベストセラーに認定されているこの教材は多くの方から高い評価を得ています。

学校では学べない、使える英語を知ることができた」「実生活で教材にあるフレーズ達を使うように意識したことで、身についてきた」「生きた英語が分かる」など、この教材を使ったことで効果を得られたという声が多数寄せられています。

教材は、Stage1 BABY・Stage2 KID・Stage3 CHILD・Stage4 PRETEEN・Stage5 TEENAGERの5段階にレベル分けされ、各Stageに20つのフレーズがあります。

一つひとつのフレーズには想像しやすいシチュエーションのイラストや使い方のポイント、日本人が間違えやすいポイントなどが解説されており、フレーズの使い方を理解しながらスピーキングを練習することが可能です。

また付属のCDでシャドーイングをしたり、聞き流しをするという使い方もできます。

基礎からしっかり学習したいという方におすすめの一冊です。

たった30パターンで英会話! 「言いたいことが出てこない」をスッキリ解消|型とフレーズを覚えて簡単に英語を話す

出典:Amazon『たった30パターンで英会話! 「言いたいことが出てこない」をスッキリ解消』

この教材では、欧米の400以上の映画を分析し、ネイティブが日常的に使用している147つのフレーズがまとめています。 

この本ではよく使う30つのパターン(型)にシチュエーション別の147つの頻出フレーズを自由に組み合わせることで文章を作るという練習をします。

例えば、 

    パターン                フレーズ

Do you want to +order in =Do you want to order in?(出前を取ろうか?)

という感じです。

たった30つのパターン(型)さえ覚えれば様々なシチュエーションに応用できます。 

筆者は、クラスメートとディスカッションしたり、ネイティブと会話をする時、中学レベルの英文で会話を成り立たせることが多いです。なぜなら難しい文法を使おうとすればする程、混乱してしまい、相手に思いを伝えることが難しくなってしまうからです。

難しい文法を使用しなくても、簡単なフレーズをきちんと応用出来ていれば相手に伝えることができるので、まず基礎をしっかり固めましょう。

また、この本では基本の文法を復習することもできるので「英語自体に不安を感じる」という方にぴったりの一冊だと思います。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング|瞬間的に発言できるメゾットを紹介

出典:Amazon『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』

この教材は瞬間的に英語が話せるようになる“メゾット”でスピーキングを上達させる一冊です。

教材の中身は中学生レベルの文法や語句ばかりで、簡単そうにみえます。

しかし、これらの中学生レベルの文法や語句は最も重要な英語の基礎なのです。これら基礎を身につけ、文章を作る練習を繰り返すことで、瞬間的に文章を口にすることができるようになるとのこと。

実際に使用した方の口コミによると、「3ヶ月間毎日繰り返し練習したところ、自分でも驚くほど英語が出て来るようになった。」「瞬間的に発言できる感覚は驚きとともに感動さえ覚えた。」という高評価な意見が多数ありました。

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は3つのステージに分かれています。各ステージで目的とする能力をしっかり身につけるトレーニングを行います。

第一ステージ:中学英文法を使い、瞬間的に正確な英作文を作ることを目指す。

第二ステージ:反射的に英文を作るというトレーニングをする。

第三ステージ:高校英語で習うような例文や構文を使い、幅広い表現が出来るようにする。新たな、語彙や表現を勉強し、さらに使える英語を目指します。

しっかりスピーキングを定着させたいという方におすすめの一冊です。

話せる英語ドリル300文~Q-Leap式! 1日10文で始める・続ける|ビジネスシーンでも伝わる英会話を習得

出典:Amazon『話せる英語ドリル300文~Q-Leap式! 1日10文で始める・続ける』

スピーキング初心者のための30日特訓ドリルです。1日に10つだけの文章を練習していくという方法で、伝わる英語をきちんとした文章で話せるようになることを目指します。

この本では、空港や会議、電話やホテルなど、30以上のビジネスシーンが設定されています。各ビジネスシーンにつき10つの例文が紹介されおり、それを「リスニング」「音読」「瞬間文構築」「瞬間空所補充」「語句確認」の5つのステップで学びます。反復練習することによって語彙・語順・発音を意識しなくても正しくアウトプットできるようにします。

また、発音・アクセントの専門家であるロンドン大学名誉講師ジェフ・リンジー博士の監修で、イントネーションの記号化がされています。記号化することで、日本人が感覚的に習得することの難しいイントネーションを視覚的に捉えながら練習することが可能です。

この記号を見た通りに発音し、ネイティブスピーカーの真似することで英語のリズムと共に、語句・表現・構文を一緒に覚えることができます。

無料音声をダウンロードすることができ、音声を聞き流すことで、より高い効果を得ることが可能です。

ビジネス用のスピーキングを練習したい方、反射的に言葉を発せるようになりたい方におすすめです。

スピーキング教材のより効果的な活用法|アウトプットを繰り返し実際に使ってみる

以上でご紹介した4つの教材は、どれも実践的に使いやすい文法や単語などが収録されています。

ただ、それらを覚えるだけではスピーキングの学習にはなりません。度も何度も、繰り返し文章を口にすることが大切です。

筆者はスピーキングの練習で「実際に声に出して読む」ということを重視してきました。

感覚的な話になってしまいますが、声に出して読むことで、短時間でも文章が記憶に残るようになりました。

1人で練習する際には少々恥ずかしさがありますが、スピーキング力をUPさせたいという強い気持ちがあれば頑張ることができます。

是非、教材を使いながら「声に出して読む」を実践し、スピーキングを上達させていきましょう。

また、筆者がスピーキング上達した一番の理由は、英会話スクールでアウトプットの回数を増やしたことです。英会話スクールは、今まで教材などを使い練習してきたことを実践する場となりました。

講師の方と実際に会話をすると、「ちゃんと自分の考えを伝えることができた」「スムーズに会話をすることができた」という実感が、自分のスピーキング力に自信を付けてくれたと思います。

練習量」と「単語や表現の知識」でスピーキングは上達します。

スピーキングが上達しない原因には2つの不足しているものがあります。

  1. スピーキングに費やしてきた練習量が足りない
  2. スピーキングで使う単語や表現の知識が足りない

まず、1つ目は、「スピーキングに費やしてきた練習量」が圧倒的に足りないこと。

日本の英語学習ではリーディング・ライティング・リスニングの学習がスピーキングの学習よりも多くなっています。思い返してみると、学校の授業では発音の練習はしても会話の練習をした記憶がほとんどありません。

このことから、スピーキングは他の3技能に比べると基礎がほとんどできていない状態なので、上達に時間がかかると言えるでしょう。ほかの3技能と同じくらいの時間をかけて練習しましょう。

2つ目は、「スピーキングで使う単語や表現の知識」が足りないことです。

身の回りや日常的な出来事を言葉で表現する言葉、「会話での言い回し」を覚えましょう。

ふとしたときで良いので、「これは英語でなんと言うのだろう」と疑問を持ち、それについて調べるようにしてみて下さい。それを積み重ねることで、身の回りや日常的な出来事を言葉で表現する言葉を習得できるようになります。

とにかく、「スピーキングの練習量」と「スピーキングで使う単語や表現の知識」を増やすことが重要です。この2つを意識し、スピーキングを上達させていきましょう。

スピーキングを独学で上達させる練習法については『【レベル別】独学でできる英語のスピーキング練習法|初心者から中上級者までで詳しく解説しています。スピーキングを勉強する前に一読することをおすすめします。

まとめ|インプットを充実させて、アウトプットを繰り返す

スピーキング上達で重要なことは大きく分けて2つあります。

1つ目はインプット。中学英語レベル文法を覚えたり、フレーズを覚え、表現を増やすことを大切にしましょう。基礎を固め、知識を増やすことで、スピーキングの幅が広がります。

2つ目はアウトプットです。とにかく繰り返して練習をする、継続して練習することに力を入れましょう。インプットしたことを何度もアウトプットすることで、自分の力に変わっていきます。

筆者もスピーキングに苦手意識がありました。教材を使って繰り返し口に出して練習をしたり、TEDを使いシャドーイングをしたりしたことで、ネイティブの方と会話ができたり、自分の気持ちを瞬間的に話せるようになりました。

教材やWEBサイトや無料アプリを教材にしてさらにスキルアップをした後、英会話スクールで実践回数を増やすことをおすすめします。