社会人として仕事も慣れて、貯蓄や投資に関心を持ち始めたら、「貯金1,000万円」というのが取り組みやすく実現可能性の高い目標の一つです。十分な貯金があれば、万が一の備えにもなりますし、老後の資金としても安心できます。

しかし、貯金1,000万円を貯めるにはいったいどれぐらいの年数がかかるんだろう、月々いくら貯金すればよいのか、具体的にどう取り組んだらよいのか、わからないことも多くあることでしょう。

そこで、この記事では、貯金1,000万円を貯めるために大切な3つの考え方と、社会人が今すぐ取り組める具体的な計画の立て方についてご紹介します。

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貯金1,000万円は簡単か?

 

まず、貯金1,000万円というのがどれぐらいのレベルなのかを調べてみましょう。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、貯金が1,000万円以上ある人の割合は以下の通りです。

【単身】

  • 20代  2.2%
  • 30代 12.6%
  • 40代 16.3.3%
  • 50代 22.3%
  • 60代 29.9%

出典:金融広報中央委員会|家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和元年)

【二人以上世帯】

  • 20代  0%
  • 30代 13.2%
  • 40代 20.1%
  • 50代 35.5%
  • 60代 40.1%

出典:金融広報中央委員会|家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)

これによると、1,000万円以上の貯金がある人の割合は、30代では単身・二人以上世帯にかかわらず約10%、40代・二人以上世帯では約20%であるということがわかっています。年齢が高くなるほどその割合は高くなり、60代・二人以上世帯においては約40%にも上ります。
30~40代は働き盛りの世代ですから、早くから計画を立てて貯蓄していけば、60代までに1,000万円以上貯めることは十分達成可能でしょう。
例えば、現在35歳の人は、60歳になるまで25年間あり、月々34,000円を貯金すれば60歳までに1,000万円貯まります。これは貯金を始める時期が早ければ早いほど、月々の貯金額も小さくて済む計算になります。
このようにあなたも今から目標と計画を立てて行動すれば、貯金1,000万円も決して夢ではありません。老後の不安をなくすためにも、まずは1,000万円を目標に、今から少しずつ貯金を増やしていきましょう。

貯金1,000万円を達成するための3つの考え方

貯金1,000万円を達成することは可能ですが、それには工夫とそれに対する行動が必要不可欠です。そのためには、以下の3つの考え方が大切です。

  1. 支出を減らす
  2. 収入を増やす
  3. 資産を増やす

一つずつ、解説していきます。

1. 支出を減らす

まず、生活面での支出を減らすことです。総務省の「2019年12月分家計調査報告(二人以上の世帯)」によると、1か月あたりの生活費の平均金額は29万3,379円となっています。
生活費の内訳は以下の通りです。
生活費の平均金額の内訳(二人以上の世帯)

食料 80,461円
住居 17,103円
光熱・水道 21,951円
家具・家事用品 11,717円
被服および履物 11,306円
保健医療 14,010円
交通・通信 43,814円
教育 11,495円
教養娯楽 30,679円
その他消費支出 50,843円
合計 29万3,379円

出典:総務省|2019年12月分家計調査報告(二人以上の世帯)
これらの生活費の中には、お金の使い方を見直すことで節約できるものも多く含まれています。
例えば、以下のようなものです。

  • 節約できる生活費の例(金額は1か月あたりの節約金額)
  • 不要な付き合いや外食を減らす 約5,000円
  • 省エネ生活を心がけて水道・光熱費を節約する 約4,000円
  • スマホを格安SIMに乗り換えて通信費を抑える 約6,000円
  • 不要な月額有料サービスを解約する 約5,000円

これだけでも月々約20,000円(年間約24万円)の節約につながります。

特に、最も節約効果が高いのがスマホやインターネットなどの通信料を抑えることです。例えば、大手携帯会社のスマホで月々10,000円の通信料がかかっていれば、格安SIMに乗り換えることで月々3,000~4,000円に抑えることも可能です。
ただし、格安SIMサービスは、サポート対応のよさや通信速度の速さなどに差がありますので、事前の情報収集がポイントとなります。
ここでは、通信速度が比較的速くて使いやすい3つの格安SIMサービスをご紹介します。
① Y!mobile

出典:Y!mobile

格安SIMの中でも最速レベルの通信速度を誇る通信サービスです。9GBプランなら月額3,278円から利用できます。
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Y!mobile

② b-mobile
出典:b-mobile

b-mobileは、ソフトバンクのスマホをそのまま使える格安SIMサービスです。ソフトバンクの通信網を使った格安SIMとして2017年に開始し、他社サービスに比べてまだユーザー数が少ないことから、回線が混まずに快適に使うことができます。10GBで月額2,790円から利用できます。
▼サービス詳細はこちら
b-mobile

③ エキサイトモバイル

出典:エキサイトモバイル

エキサイトモバイルは、ドコモのスマホをそのまま使える格安SIMサービスです。最大5枚までSIMカードを発行でき、家族で共有可能。10GBで月額2,380円から使用できます。
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エキサイトモバイル

この他にも、些細な心がけで生活費を節約できる方法はいくらでもあります。
以下は、二人以上世帯について経済産業省・資源エネルギー庁がまとめた身近な節約方法の例です。

身近な節約方法 1年あたりの節約金額
省エネ型の電球形LEDランプに取り替える 約2,430円
エアコンの室温設定は夏28度、冬20度を目安に設定する 約2,250円
ガスファンヒーターは必要なときだけつける 約2,380円
テレビの明るさを部屋に合わせて適切な明るさに調整する 約730円
冷蔵庫の温度は中温にして食材を詰め込みすぎない 約2,850円
冷蔵庫の片側を壁から一定の間隔を空けて置く 約1,220円
電気ポットは長時間使用しないときはプラグを抜く 約2,900円
食器は手洗いから食器洗い乾燥機に変える 約8,870円
食器を洗うときの給湯器の温度は低温に設定する 約1,580円
炊飯ジャーは使わないときはプラグを抜く 約1,240円
食器を洗うときの給湯器の温度は低温に設定する 約1,580円
野菜の下ごしらえはガスコンロではなく電子レンジを使う 約1,230円
お風呂は追い炊きを使用せず家族全員がまとめて入る 約6,880円
温水洗浄便座は使わないときはフタを閉めて設定温度は弱に設定 約2,020円
洗濯機はまとめ洗いで洗濯回数を減らす 約3,980円
衣類の乾燥は乾燥機だけでなく自然乾燥も併用する 約10,650円
自動車は時速20キロまで5秒間かけてゆるやかに発進 約10,030円
加減速の少ない運転やアイドリングストップを心がける 約5,590円

出典:経済産業省・資源エネルギー庁|家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬(2017年)
仮に、上記の節約方法をすべて実践したとしたら、1年間で合計約67,000円を節約できることになります。
このように、節約生活はちょっとした工夫から始めることができます。無理せず、まずは自分にできることからやってみましょう。

2. 収入を増やす

2つ目は、収入を増やすことです。以下のデータをご覧ください。
収入と貯金の関係について(2人以上世帯の場合)

年収 貯金額(平均) 貯金額(中央値)
300万円未満 661万円 100万円
300~500万円未満 1,039万円 449万円
500~750万円未満 1,083万円 500万円
750~1000万円未満 1,550万円 990万円
1,000~1,200万円未満 1,790万円 1,010万円

※平均:貯金額(総額)を調査人数で割った金額、中央値:調査した貯金額を大きい順番に並べたときにちょうど中央に来る金額
出典:金融広報中央委員会|家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)
貯金1,000万円を目指すためには、年収750~1,000万円以上が一つの目安となります。
そのためには、年収の高い職業への転職、もしくは社内でのキャリアアップを図ることが効果的です。
30~40代であれば、社内での昇給のチャンスも何度か訪れる時期です。理想的なキャリアアップを目指して、今から自分のスキルを高めておくことも大切です。スキルアップには英会話や専門性の高い資格の取得などが社会からのニーズもあり、実際の仕事にも役立つでしょう。
また、思い切って転職を考えるのも一つの手です。最近ではサポートの厚い転職エージェントサービスもありますので、そういったサービスを利用すると効率的に転職先を探すこともできます。

① ビズリーチ

出典:ビズリーチ

優良企業が多く利用しているハイクラス転職サイト。年収1,000万円以上の求人が3分の1以上という好条件で、8割以上がスカウトから転職に成功しています。
▼サービス内容・詳細はこちら
ビズリーチ

② パソナキャリア

出典:パソナキャリア

年収700万円以上を目指せるハイクラス転職サイトです。オリコン顧客満足度調査で総合1位を獲得(2019年~2020年)したほか、転職アドバイザーを逆指名できる無料サービスも充実しています。
▼パソナキャリアの登録はこちら
パソナキャリア

③ リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント

一般の求人サイトにはない非公開求人数を20万件以上も保有するメガエージェントです。各業界に精通したキャリアアドバイザーが転職先を紹介してくれる他、書類添削や面接対策などの転職サポートも充実しています。
▼サービス内容・詳細はこちら
リクルートエージェント

3. 資産を増やす

支出を減らす・収入を増やすとともに、資産を増やすことも貯金1,000万円への近道になります。
資産を増やすうえで効果的な取り組みの一つが、「先取り貯蓄(先取り貯金)」です。先取り貯蓄とは、収入が入ってきたらまずその何割かを貯蓄に回す仕組みをつくることです。
例えば、会社からの給与振り込みを2つの口座に分け、給与のうち20~30%を貯金用口座に入金し、残りを生活用口座に回す方法があります。
貯金用口座に毎月定期預金として積み立てても良いですし、貯金用口座の資金をもとにiDeCo(個人型確定拠出年金)や投資信託などで資産運用を始めるのもおすすめです。
特に、iDeCoは公的年金だけでは老後の家計を支えることが難しくなってきたことを背景に、任意で加入できる私的年金として2001年に始まった新しい制度です。
加入者は、定期預金・保険・投資信託の中から好きなものを選び、毎月一定額の掛け金を積み立てて、60歳以降に受け取ることができる仕組みになっています。月々5,000円から始められ、毎月の掛け金がすべて所得控除の対象になることから節税対策にもつながります。
どのぐらい所得控除が得られるかどうかは、以下のサイトでシミュレーションすることができます。
⇒ 所得税控除を確認する(iDeCoナビ)

効率的・効果的に1,000万円を貯めるための、中長期的な計画の立て方

では、これから貯金1,000万円をできるだけ効率的・効果的に達成していくためには、どのような計画を立てればよいのでしょうか。
貯金1,000万円を貯めるには、これまでお話した通り、①支出を減らす、②収入を増やす、③資産を増やすの3つのバランスが重要です。
単に家計の収支を見直すだけではなく、昇給や転職などのキャリアアップ、貯めた貯金を資産として増やしていくための仕組みづくりなどが効果的であることをお伝えしてきました。
特に、最近では働き方も多様化してきており、在宅勤務などのテレワークや一定の時間帯で社員が自由に出勤・退勤時間を決めることができるフレキシブルタイム制などを導入する企業も出てきています。
このような働き方改革が推進される中で、仕事とプライベートの両立は今後ますます重要な課題となり、それを踏まえたキャリア形成を考えていくことが大切です。

それでは、具体的に貯金1,000万円を達成するためのプロセスについて考えてみましょう。

1. 1,000万円がいつ頃までに貯まっていてほしいか明確にしよう

まずは、1,000万円をいつまでに貯めるかという目標を明確にしましょう。
貯金において「いつか」はNGワードです。最初に目標を立ててから、逆算して考えることが大切です。
例えば、現在35歳だから60歳までに25年間かけて1,000万円を貯めようとか、50歳までに15年間かけて1,000万円を貯めようという目標です。
ポイントは、定年や還暦、老後の過ごし方など、自分のライフプランと照らし合わせて考えることです。
自分にあったペースで構いませんので、まずはいつまでに貯めるかという目標を立ててみましょう。

2. 短〜中期間での目標を整理しよう

「いつまでに貯める」という目標が決まったら、1年後、3年後、5年後・・・という中期目標を立ててみましょう。また、1年あたりの目標からさらに1か月あたりの目標に落とし込んで、より具体的な実行計画にしていきましょう。
例)15年間で貯金1,000万円を目指す貯蓄イメージ

1年後 3年後 5年後 7年後 10年後 15年後
67万円 201万円 335万円 469万円 670万円 1,005万円

例えば、15年間で1,000万円貯めるためには、1年間で67万円 (1か月あたり56,000円)の貯金が必要になります。
では、毎月56,000円を貯金すればよいかというと、単純にそうでもありません。いきなり貯金生活を始めても、多くの人が長続きしないで終わってしまう傾向にあるからです。
長続きさせるためには、まずできそうな金額から貯金を始めることが大切です。おすすめの方法としては、月々と年2回のボーナスを組み合わせて貯金していくパターンです。
例えば、1年間で67万円であれば、月々31,000円の貯金と夏冬のボーナスでそれぞれ15万円の貯金で十分達成することができます。
もし、25年間で1,000万円を貯めたい場合は、月々8,500円の貯金と夏冬のボーナスでそれぞれ15万円の貯金の組み合わせで達成可能です。
これなら、できそうだと思いませんか。
このように、目標は「自分でもできそうだ!」というところまで、具体的に落とし込むことが大切です。

3. 取り組みやすいものから始めてみよう

それでは、落とし込んだ短~中期目標に向かって、まず今できることからやってみましょう。
例えば、無駄遣いが多いと感じる人は、不要な消費を節約し、その分を貯蓄に回して「貯蓄体質」をつくっていきましょう。
貯蓄体質ができれば、無理しなくても無駄遣いを減らせ、貯金がたまりやすい生活に変わっていきます。
そのためにも、まずは生活費の見直しから始めてみることが大切です。
特に、スマホやインターネットなどの通信費が節約しやすい固定費ですので、まず通信費の見直しからすることをおすすめします。

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b-mobile

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b-mobileは、ソフトバンクのスマホをそのまま使える格安SIMサービスです。ソフトバンクの通信網を使った格安SIMとして2017年に開始し、他社サービスに比べてまだユーザー数が少ないことから、回線が混まずに快適に使うことができます。10GBで月額2,790円から利用できます。

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出典:エキサイトモバイル

エキサイトモバイルは、ドコモのスマホをそのまま使える格安SIMサービスです。最大5枚までSIMカードを発行でき、家族で共有可能。10GBで月額2,380円から使用できます。
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また、生活費を見直すとともに、将来の転職や昇給に向けてスキルアップに取り組むことも効果的です。
転職を考えている方は、まずは人気の高い転職エージェントに登録することをおすすめします。以下のように無料で転職サポートなどが受けられる、お得な転職サービスもありますので、まずは登録して情報を収集することから始めてもよいでしょう。あなたにあった転職先が見つかるかもしれません。

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まとめ|支出・収入・資産という3つの視点で効率的な計画の立て方がポイント

貯金1,000万円というのは、社会人としてまず目指したい目標の一つです。今回お話したように、支出を減らす・収入を増やす・資産を増やすという3つの視点から、具体的な目標を立てて取り組んでいけば、実現可能性の高い目標です。
転職や昇給のタイミングなどを見極めながらも、まず今できることから取り組んでみましょう。
最後に、自分の将来の収支が気になるという方は、便利なライフプランシミュレーションもあります。将来のイメージが描けると、貯金への意欲も高まりやすいので、一度調べてみることをおすすめします。
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年収アップを目指すなら、まずは登録したい転職エージェント3選
社会人として実績や経験も積み、そろそろ転職によって年収もキャリアも向上させたい、と考えているなら、ハイキャリアに特化した転職エージェントを利用することをおすすめします。 質の高い非公開求人も多く、ハイキャリア専門のキャリアアドバイザーからサポートを受けられるため、年収アップ・キャリアアップのための近道とも言えます。 エージェントの利用は基本的に無料です。まずは無料登録の上、専任の担当者へ相談してみてはいかがでしょうか。