「年収を上げたい」「将来性のある企業に行きたい」「自分のスキルが活かせる職場で働きたい」「職場環境を良くしたい」など転職する理由は様々です。しかし、どんな理由であれ、転職を成功させるためには転職エージェントによるサポートが必要不可欠であると言えます。

転職エージェントとは、「転職を希望する人」と「企業」の間に入り、転職のサポートをしてくれる無料のサービスです。担当のキャリアアドバイザーが、理想のキャリアや転職先の条件などを丁寧にヒアリングし、その上で自分にマッチした企業の求人を紹介してくれます。

転職の成功とは、内定を貰うことではありません。企業とのミスマッチを防ぎ、自分の理想とする環境で働くことがゴールと言えるでしょう。転職のプロである転職エージェントのサポートを受けて、自分と相性の良い企業を探していくことが大切です。

本記事では、転職エージェントの選び方とおすすめの転職エージェントをご紹介していきます。それぞれで特徴が異なりますので、自分に合ったエージェントを見つけましょう。

目次

転職エージェントの活用をおすすめする人

転職エージェントを利用すると、転職サイトには掲載されていない「非公開求人」に応募できます。非公開求人は、公開求人よりも企業が求めるスキルが高く、採用したい人物像が明確です。

年収や条件も公開求人よりも良いので、転職を通じてキャリアアップしたい方は、転職エージェントの登録が必須と言えるでしょう。

また、転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーが求人を探してきてくれるので、転職にかかる時間や手間を大幅に削減することができます。現職が忙しくて、転職活動に時間をかけることができないという方におすすめです。

この他にも、転職エージェントは、職務経歴書や履歴書などの書類添削や、面接のサポートをしてくれます。初めての転職や転職経験が浅い人は、転職エージェントを活用しない手はありません。

登録しておけば間違いない代表的な転職エージェント3つ

転職エージェントは必ず複数登録しておきましょう。一つだけに絞ってしまうことで、他担当してくれたキャリアアドバイザーと相性が良くなかった場合など、スムーズに転職活動を進めることが難しくなります。

どのエージェントが自分に一番合っているかを見極めるためにも、転職活動を始める時には、

など、大手の転職エージェントに2〜3社程度、複数登録をおすすめします。

【2020年】転職の最新動向|新型コロナウイルスの感染拡大で先行きが読みづらい状況に

労働人口の減少や東京オリンピックの開催などを理由に、2020年の転職市場は「求職者数」よりも「求人枠」が上回る、いわゆる「売り手市場」が予想されていました。

しかし、2020年1月から世界的に流行している新型コロナウイルスの影響で、企業の経済活動は大きく停滞しています。主に、航空業・観光業は大幅な売上減少が予想されており、既に採用活動の規模縮小を表明した企業もあります。

業種や業界によって影響の大小は様々ですが、多くの企業で採用枠の減少など、かつてよりも転職活動の難易度が上がる可能性は高いでしょう。

大企業を中心に、採用活動に影響が出始めている

人材派遣や紹介サービスを手がかる「アデコ株式会社」が、人事・採用担当者に行なった「新型コロナウイルスの感染拡大による採用活動への影響」に関する調査を実施しました。

自社の中途採用活動に「影響が出ている」と回答した担当者が、「約20.7%」、「現時点では影響は出ていないが、今後出る可能性がある」と回答した割合が「約31.2%」という結果になりました。(565名が回答)

全体の半数以上(約51.9%)の企業が、今後の中途採用活動への懸念を示していることが分かります。

また、従業員が1,000名を超える大企業に限定すれば、「影響が出ている」と回答した担当者が「約31.0%」にのぼります。もともとの採用人数が多い分、影響も大きく受けていることが推測されます。

この調査は、2020年4月1日までに集計されたアンケートのデータを元にしていますが、その後に東京を含む7都府県に、「緊急事態宣言」が発令されたこともあり、更なる採用活動への影響拡大も予想されます。

有効求人倍率が大きく減少したリーマンショックよりも、大きな影響が予想される

かつて、2008年にリーマンショックによって世界的な金融危機が起こった時には、2006年7月に有効求人倍率が約1.08倍だったのに対して、リーマンショック後の2009年7月には、約0.48倍まで下がっています。これは1人の求職者に対して、0.48人分の採用枠しかないことを意味します。

新型コロナウイルスの採用活動への影響は、当時のリーマンショックの影響を、凌ぐのものになると予想されています。

リーマンショックは、米国の大手投資銀行リーマン・ブラザーズの金融破綻をきっかけとして、金融市場でのバブルが崩壊したことで、世界経済に大きな影響を与えました。しかしながら、金融市場が先行した金融危機であったことから、金融資産を保有しない場合の影響は、限られていました。

しかし、新型コロナウイルスは、人々の行動の抑制を伴うため、世界中の消費活動そのものに大きな影響を与えます。その影響は金融資産の有無に関わらず、大企業から中小企業まで及びます。

新型コロナウイルスの影響で、有効求人倍率は大きく下がることが予想されます。事実、2020年の3月の有効求人倍率は、前の月から「0.06%」減少し、約1.39倍となっています。有効求人倍率が、約1.4倍を下回ったのは、3年半ぶりになります。

ただし、今の段階では求職者に対して、求人数が上回る、転職者に有利な状態が続いています。「転職するなら今のうち」という危機感を持って、行動することが求められます。

いつ転職すべきかという転職のタイミングに関しては、「2020年の最新事情を踏まえて考えたい、ベストな転職タイミングとは」の記事で解説しています。こちらも合わせて参考にしてください。

転職エージェントに登録し、早め早めの転職活動が求められる

2020年4月現在で、いつまで新型コロナウイルスが世界経済に影響を及ぼし続けるのか、予測しづらい状況にあります。場合によっては、1年単位など長期にわたり転職がしづらい状況に陥る可能性も十分にあるでしょう。

そのため、転職の意思があるのならば、早めに転職エージェントに登録することをおすすめします。
企業は、一定のスキルを持っている「即戦力人材」の採用活動は、継続していく一方で、先行きが読めない中、教育を必要とする「ポテンシャル人材」は、採用枠を減らすことが予想されます。

そのため、特に第二新卒や他業界・他業種への転職を検討している方は、今すぐ転職エージェントに登録をすべきです。

転職エージェントは、それぞれの業界・業種において、求職者と求人枠の需要供給のバランスを必ず把握しています。急いで転職したい意思を伝えれば、適切な求人案件の紹介を受けることができます。

登録しておけば間違いない代表的な転職エージェント3つ

転職エージェントは必ず複数登録しておきましょう。一つだけに絞ってしまうことで、他担当してくれたキャリアアドバイザーと相性が良くなかった場合など、スムーズに転職活動を進めることが難しくなります。

どのエージェントが自分に一番合っているかを見極めるためにも、転職活動を始める時には、

など、大手の転職エージェントに2〜3社程度、複数登録をおすすめします。

転職エージェントを選ぶ際に気をつけたい、たった2つのこと

転職エージェントには、幅広い業種や業界の案件を大量に抱える「総合型」と、特定の分野の案件に絞って案件を紹介できる「特化型」の2種類があります。

大手の転職エージェントは、ほとんどの場合が総合型エージェントです。業種や業界問わずに、求職者に多くの案件を紹介できるので、自分でも考えていなかった新しいキャリアを検討できます。「マイナビエージェント」「リクルートエージェント」が代表的です。

一方の、特化型エージェントは、「エンジニア」「医療」「IT業界」「第二新卒」「女性」「海外勤務」「年収1,000万円以上」といった特定の業種や業界・条件に特化して、案件を紹介できます。それぞれの分野に精通しているコンサルタントがいるので、専門性の高いアドバイスを受けることができます。

メリット デメリット
総合型 業種・業界問わず多くの求人を抱えているので、紹介してもらえる案件数が多いことや、想定していなかった業界でのキャリアも検討することができる。 特化型に比べると、特定の分野の事情に精通しているキャリアアドバイザーがいない
特化型 得意な分野に関しての知識や情報を豊富に抱えており、特定の企業と強い繋がりがある場合も多い。 案件数自体が少なく、キャリア選択の幅を狭めてしまう可能性がある

大手の転職エージェントは必ず登録しよう

もう既に転職したい業界が決まっているので、いわゆる総合型の大手転職エージェントの登録は必要ないのでは?と考えている方も多いと思います。

しかし、大手の転職エージェントは必ず登録しておくことをおすすめします。何故なら、企業によっては、大手の転職エージェントしか求人の依頼をしていないケースが、多々あります。そのため、特化型エージェントの登録のみだと、見つけることができない求人があるのです。

大手エージェントと特化型エージェントを併用して、それぞれの長所を活かすような使い方をするのがベストです。

サービス名 おすすめのユーザー
リクルートエージェント 幅広い業種・業界から次のキャリアを選びたい          
doda転職エージェント 転職サイトと転職エージェントを併用したい
マイナビエージェント 20代・第二新卒で転職したい
パソナキャリア 女性のキャリアアップにおすすめ
type転職エージェント 首都圏での転職におすすめ

特にリクルートエージェント、doda転職エージェント 、マイナビエージェントの3つは求人件数が多く、登録が必須の転職エージェントです。一つだけに絞ってしまうと、キャリアアドバイザーと相性が良くなかったときにスムーズに転職活動を進めることができません。

どのエージェントが合っているかを見極めるためにも、転職活動を始める時には、大手の転職エージェントは2〜3社程度、複数登録をおすすめします。

業界・業種が明確に決まっている人は「特化型」も登録しよう

総合型の転職エージェントではどうしても、キャリアアドバイザーの専門性に欠けてしまいます。そこで利用したいのが特化型エージェントです。

特定の領域に関する求人案件を多く抱えており、コンサルタントも知識を豊富に持っています。求職者一人ひとりのスキルを見極めることによって、転職のプロならではの視点で、最もマッチする企業を紹介してくれます。

サービス名 おすすめのユーザー
レバテックキャリア IT・Web業界のエンジニアとデザイナーにおすすめ
ハタラクティブ フリーター・既卒・第二新卒に特化
JACリクルートメント 30代〜50代の外資系企業への転職におすすめ
ビズリーチ 年収1,000万円以上のハイクラス人材

IT業界やエンジニアの転職市場の動向や、IT業界への転職で選ぶべきエージェントに関しては、「IT業界・エンジニアが利用すべき転職エージェントと、その選び方」で詳しく解説しています。こちらも合わせて参考にしてください。

【総合型】おすすめ転職エージェント5選

抱えている求人案件数が多く、様々な業種や業界から新しいキャリアを選ぶことができる総合型のおすすめ転職エージェントをご紹介します。大手と呼ばれる転職エージェントは多数ありますが、求人数が多く、利用者からの評判が良いエージェントを5つ抜粋しています。

特に、「リクルートエージェント」は扱っている求人数が、他の転職エージェントと比べて、圧倒的に多くなっています。そのため、新型コロナウイルスの影響下でも、求人に積極的な企業の案件も多数抱えています。近い将来、転職を考えている方は、登録必須のエージェントです。

リクルートエージェント|幅広い業種・業界から次のキャリアを選びたい

就職活動や転職活動をサポートするサービスを手掛ける株式会社リクルートキャリアが運営する「リクルートエージェント」。サービス開始から約38年で、累積37万名以上の転職を実現してきた老舗の転職エージェントです。

業界を代表する大手エージェントということもあり、多くの企業と信頼関係があることで、一般の求人サイトには公開されていない非公開求人案件を約10万件以上抱え、業界でもトップクラスの転職支援実績があります。(※2020年4月現在)

非公開求人の中には、給与や条件が良いので、公開してしまうと応募が殺到してしまう求人案件もあります。企業が採用活動を効率的に行うために、あえて非公開にしています。転職希望者には、メリットの大きい求人案件です。
職種では、「営業職」や「IT・通信エンジニア職」、業界では「IT・通信業」「医薬業」に強みを持っています。国内資本企業だけでなく、外資企業からの求人も抱えていることや、大企業だけでなく中小企業も紹介してくれます。

幅広い選択肢の中から、次のキャリアを選びたいという人におすすめリクルートエージェントにしか持っていない求人案件が多数あるので、転職を考えている人は、登録必須のエージェントと言えるでしょう。

求人案件数 ★★★★★
求人の質 ★★★★★
サポート体制 ★★★★☆
サービスの特徴    
  • 約20万件を超える圧倒的な求人案件数
  • 業界最大級の非公開求人数
  • 転職者の年収アップ率は62.7%

※2020年4月現在の情報です。

doda転職エージェント|転職サイトと転職エージェントを併用したい

※出典:DODA

パーソルキャリア株式会社(旧:株式会社インテリジェンス)が運営する転職エージェントサービス「doda(デューダ)」。テレビCMを積極的に打つなど、転職者からの認知度も非常に高いサービスです。

保有案件数は、約10万件(非公開求人を含む)となっており、リクルートエージェントには劣りますが、それでも業種・業界問わずに多くの案件を抱えている総合型エージェントです。

転職サイトとエージェントのサービスが一緒になっているため、キャリアアドバイザーに頼らず自分で求人情報を見つけだして、応募することができます。求人サイトとエージェントを両方活用したいという方におすすめです。

企業担当とキャリアアドバイザーの分業制を採用しており、転職者に対して時間をかけて、手厚いサポートをしてくれるのも特徴です。

求人案件数 ★★★★☆
求人の質 ★★★★☆
サポート体制 ★★★★★
サービスの特徴
  • 平日夜20:30までキャリアカウンセリングに対応
  • 約10万件の求人案件数
  • 転職サイトとして同時利用が可能

※2020年4月現在の情報です。

マイナビエージェント|20代・第二新卒で転職したい

「リクルートエージェント」「doda転職エージェント」に並ぶ、大手転職エージェントが株式会社マイナビの運営する「マイナビエージェント」です。

新卒の就活サービス「マイナビ」が高い知名度を誇ることから、20代のキャリアアップに利用されることが多くなっています。実際に楽天リサーチが実施した調査では、「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」を獲得したこともあります。

メガベンチャーや急成長を遂げるベンチャーなど中小企業の案件を多く抱え、第二新卒向けに独占案件を抱えている場合もあります。案件数自体は、リクルートエージェントに劣りますが、ベンチャーや中小企業も見ておきたいという方は、登録して損はないでしょう。

求人案件数 ★★★★☆
求人の質 ★★★★☆
サポート体制 ★★★★★
サービスの特徴
  • 20代の初めての転職におすすめ
  • 約10万件の求人案件数
  • 転職後の年収アップ率67.1%

※2020年4月現在の情報です。

パソナキャリア|女性のキャリアアップにおすすめ

人材派遣領域で大きなシェアを占める、株式会社パソナが運営する転職エージェントサービス「パソナキャリア」。オリコン顧客満足度の転職エージェント部門で2019/2020年の2年連続の総合1位を獲得しています。

お客様満足度の向上に力を入れており、マンツーマンでの書類添削や面接対策の質の高さに、利用者から非常に高い評価を受けています。「IT・WEB業界」「ものづくり業界」「メディカル業界」など、業界ごとに専門のキャリアアドバイザーを用意。求職者の適正や希望を見極めた上で、マッチング度合いの高い求人紹介を実現しています。

また2016年3月より、「女性活躍推進コンサルティングチーム」を発足し、女性の転職サポートにも重きを置いています。育休や産休など様々なライフイベントも考慮して、キャリアを選択していきたいという女性ユーザーにおすすめです。

求人案件数 ★★★☆☆
求人の質 ★★★★☆
サポート体 ★★★★★
サービスの特徴
  • 女性の転職サポートの専門スタッフ
  • オリコン顧客満足度ナンバー1
  • マンツーマンでの書類添削

※2020年4月現在の情報です。

type転職エージェント|首都圏での転職におすすめ

type転職エージェントは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職エージェントサービスです。主な求人案件は、東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県の一都三県に限定して紹介を行なっています。

首都圏に特化している分、広告代理店やメーカー、金融などの大手企業との強い繋がりがあるのが特徴です。

2019年より会員データとLINEアカウントを紐づけるサービスを開始し、「選考日程の調整」「選考結果の確認」「提案求人情報」などをLINEで確認できるようになりました。現職が忙しくてキャリアアドバイザーとの連絡を出来るだけ手軽にしたい、という方におすすめです。

type転職エージェントは求人案件数自体は少ないので、単体ではなく「リクルートエージェント」や「doda転職エージェント」と併用して使っていくと良いでしょう。

求人案件数 ★★★☆☆
求人の質 ★★★★☆
サポート体制 ★★★★☆
サービスの特徴
  • 首都圏での求人が強い
  • LINEとの連携サービス
  • 広告代理店、金融、メーカーなど大手企業とのパイプを持つ

※2020年4月現在の情報です。

【特化型】おすすめ転職エージェント4選

IT業界 転職エージェント

専門性を持ったキャリアアドバイザーから、的確なアドバイスを受けることができる「特化型エージェント」のおすすめサービスをご紹介していきます。

レバテックキャリア|IT・Web業界のエンジニアとデザイナーにおすすめ

レバテックキャリアは、ITエンジニアやデザイナーの「フリーランス案件紹介」や「転職サポート」サービスを手がける株式会社レバテックが運営しています。

元エンジニアやデザイナーといった、業界や専門知識に精通したアドバイザーが多く在籍。経験者だから分かる求職者の悩みや希望を見極めて、マッチする案件を紹介することから、提案力に高い評価を受けています。

またカウンセリングでは、職務履歴書だけでなく、Githubやポートフォリオのフィードバックを行なってくれます。Web業界やIT業界の多くの企業とパイプがあるので、転職を有利に進めることができます。エンジニア・デザイナーであれば、必須のエージェントと言えるでしょう。

求人案件数 ★★☆☆☆
求人の質 ★★★★☆
サポート体制 ★★★★★
サービスの特徴
  • ITエンジニアやWebデザイナーの求人に特化
  • 専門性と業界理解のあるスタッフがサポート

※2020年4月現在の情報です。

ハタラクティブ|フリーター・既卒・第二新卒に特化

ハタラクティブは、レバレジーズ株式会社が運営する、20代の「フリーター」「既卒」「第二新卒」に特化した転職エージェントです。

「未経験からの正社員就職」をテーマとしており、未経験OKの求人を2,300件も抱えています。また一度就職したけれども、すぐに転職したいと考えている第二新卒の求人もあり、内定率は80%を超えています。

自分に合った仕事を一緒に考えてくれる専門のアドバイザーが、「将来の理想像」や「自分の適正」から、マッチング度合いの高い求人を紹介。キャリアに自信がないけれども、正社員として就職・転職したいという方におすすめです。

求人案件数 ★★☆☆☆
求人の質 ★★★☆☆
サポート体制 ★★★★★
サービスの特徴
  • 未経験OKの求人を多く抱える
  • 社風とのマッチング度合いを重視した案件紹介

※2020年4月現在の情報です。

JACリクルートメント|30代〜50代の外資系企業への転職におすすめ

「JACリクルートメント」は、30代〜50代の転職に特化した転職エージェントです。年間で6万7000人の求職者がサービスを利用して、約800名のコンサルタントがサポートを行なっています。

もともとはロンドン発祥の日系転職エージェントと言うバックグラウンドがあり、海外11拠点にグローバルネットワークを持っています。そのため、外資系企業や海外進出企業とのパイプがあるのが特徴です。

また「エグゼクティブへの転身」「スペシャリスト・ミドルマネジメントの転職」「外資系専門マルチリンガルの転職」の3つのサービスに分かれ、各領域に強いコンサルタントが在籍しています。

求人案件数 ★★★☆☆
求人の質 ★★★★★
サポート体制 ★★★★★
サービスの特徴
  • 外資系優良企業との強いパイプを持つ
  • あらゆるお問い合わせに24時間以内に回答

※2020年4月現在の情報です。

グローバルなキャリアを形成していきたいという方は、別記事「外資系企業への転職で利用したい転職エージェントの比較とおすすめ」で紹介しています。こちらも合わせて参考にしてください。

ビズリーチ|年収1,000万円以上のハイクラス人材

CMでもお馴染みのビズリーチは、転職エージェントではなくヘッドハンティングを専門としたサービスです。年収1,000万円以上の求人が3分の1を占めており、ハイクラス人材を主なターゲットとしています。

職務経歴書を登録するだけで、国内外の企業のヘッドハンターからスカウトが届く仕組みです。自分で転職時期をコントロールできないので、すぐに転職したいという方にはおすすめできません。上記でご紹介してきた転職エージェントと併用して利用すると良いでしょう。

求人案件数 ★★★★★
求人の質 ★★★★★
サポート体制 ★★★☆☆
サービスの特徴
  • ヘッドハンターと直接やり取りができる
  • 管理職や経営幹部などプロフェッショナル人材の求人が中心

※2020年4月現在の情報です。

ヘッドハンティングによる転職について詳しく知りたい方は、「ヘッドハンティング会社からの電話があった際の注意点と、転職の流れ」で紹介していますので、合わせて参考にしてください。

転職エージェントを利用する流れ

どこの転職エージェントを利用するかのイメージがついたら、実際に転職までの流れを確認しておきましょう。

STEP1:まずは転職の準備をする

転職活動を進めていく上で、何よりも重要なのが、「何の為に転職をするのか」を明確にしておくことです。例えば、年収のアップという条件だけで企業に転職しても、いざ働いてみると、職場環境や働き方などに不満を覚えて、すぐに辞めてしまうケースがあります。

このようなミスマッチを防ぐためにも、どのような企業であれば「自分が心地良く働くことができるか」をしっかりと定義しましょう。

  • 希望の年収
  • 理想の将来像(キャリアプラン)
  • 職場環境
  • 求められるスキル
  • 会社の雰囲気やカルチャー
  • 業界の将来性
  • ワークライフバランス
  • 福利厚生制度

転職エージェントととの面談は、上記のようなポイントが訊かれます。数日ではなかなか考えがまとまらないと思いますので、転職エージェントに登録する前からしっかりと考えておくことをおすすめします。

なお将来のキャリアプランの立て方に関しては、「人生を成功へと導くキャリアプランの立て方と抑えておくべき注意点」で解説していますので、こちらを参考にしてください。

また、今の職場よりも絶対に年収をアップさせたいという方は、年収を上げるための望ましい転職パターンや、求人を探すときのポイントに関して、別記事「転職して年収アップを実現!交渉のコツを知り満足できる待遇を得よう」で紹介しています。

STEP2:転職エージェントに登録する

転職の準備が一通り終わったら、実際に転職エージェントに登録してみましょう。質問に従って、基本的な情報を入力するだけで、登録が完了します。主に入力する項目は、以下のようなものです。

  • 転職希望時期
  • 希望勤務地
  • 経験社数
  • 最終学歴
  • 現在の年収
  • 現在の職種
  • 名前 / 生年月日
  • メールアドレス

上記の情報を入力することで、企業から直接オファーが届くスカウトサービスなどにも合わせて登録することが可能です。必要に応じて、そちらも利用してみると良いでしょう。

STEP3:転職エージェントから連絡がくる

登録してから、2〜10営業日で転職エージェントから、入力した電話番号に連絡がきます。(※転職エージェントによっては、希望をするとメール連絡に変えてくれる場合も)

簡単なサービス内容の説明を受けた後に、面談の日程を決めていきます。転職エージェントを登録した後は、いつ電話がかかってくるか分からないので、スケジュールをすぐに確認できるようにしておきましょう。

転職エージェントによっては、平日だけでなく、土日や祝日も面談を行なってくれます。またどうしても、仕事が忙しくて対面での面談の時間が取れない場合は、電話面談に切り替えることができます。

STEP4:キャリアアドバイザーと面談(キャリア面談)を行う

担当のキャリアアドバイザーと「キャリアカウンセリング」と呼ばれる面談を行います。希望する業界や業種に精通した担当者が付くのが一般的です。当日は以下のような内容でカウンセリング(約60〜90分程度)が行われます。

  • 転職を希望する理由
  • 今までの職務経験
  • 希望する転職先の条件
  • 理想の将来像

この際に大切なのは、やりたい仕事や希望の条件などを、しっかりと伝えることです。多少なりとも緊張するキャリアカウンセリングですが、自分とマッチする求人を紹介して貰うためにも、控えめにならず本音で話しましょう。

転職エージェントとの面談では、必ずしもスーツで行く必要はありません。特に指定が無ければ私服でも問題ないので、リラックスできる格好で臨みましょう。

ただし、実際の企業面接の対策として、服装や身だしなみのアドバイスを貰いたいといった場合は、スーツを着用して行くのも良いでしょう。

STEP5:ヒアリングに基づき、案件紹介が始まる

キャリアカウンセリングが伝えた内容を基づき、キャリアアドバイザーから自分にマッチした案件を紹介してくれます。紹介された案件の中から、自分が気になるものがあれば、一週間以内に選考に進む意思を伝えましょう。

応募をしない場合は、「なぜ応募しないか」の理由をキャリアアドバイザーに伝えると、より自分にマッチした案件が紹介されるようになります。

STEP6:履歴書と職務経歴書の添削

書類選考は、企業から内定を貰うまでの最初の関門です。ほぼ全ての転職エージェントが、履歴書と職務経歴書の添削をしてくれるので、必ず利用しましょう。

キャリアアドバイザーは、応募する企業や業界に詳しい知見を持っています。どのような内容で書類を作れば、企業に良いアピールができるかを熟知しているので、書類選考通過の確率を上げることができます。

STEP7:選考を希望する企業へ応募する

転職エージェントから紹介された求人案件の中から、自分の希望する企業を選び、実際に応募します。

応募の手続きは、キャリアアドバイザーが代行してくれます。この際に、「職務経歴書」「履歴書」に加えて、求職者を企業にアピールする「推薦状」が送られます。

STEP8:キャリアアドバイザーと模擬面接を行う

企業への応募が完了したら、実際の面接を想定した「模擬面接」を行います。面接時のマナーや振る舞い、質問への最適な回答などをレクチャーしてくれます。
本番を想定しているので、厳しい質問がされる場合もありますが、あくまでも採用確率をアップするために行います。

STEP9:企業と面接を行う

面接日の調整は、転職エージェントが代行してくれます。模擬面接やキャリアアドバイザーから受けたレクチャーを思い出して、緊張せずに挑みましょう。

内定が出た場合は、転職エージェントから直接連絡がきます。入社希望日や入社までのスケジュール調整をしていきましょう。なお、実際に企業と雇用契約書を結ぶまでに、年収アップの交渉を行うことができます。

内定を貰った企業に年収面で不満がある場合は、転職エージェントに伝えましょう。転職エージェントが企業と直接年収の交渉をしてくれます。

転職エージェントをうまく活用するポイント

転職を成功させるためには、転職エージェントそして担当のキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進めていく必要があります。

希望の条件をしっかりと伝える

「自分がなぜ転職したいのか」といった転職理由や、理想とする条件や職場環境をしっかりとキャリアアドバイザーに伝えましょう。希望の年収額などは言いづらいかも知れませんが、正直に目指している年収を言いましょう。

転職エージェントは希望の条件を元に、紹介する企業を選定していきます。自分とマッチしない求人を紹介されても時間の無駄です。本音を伝えることが転職エージェントを上手に活用する第一歩です。

嘘をつかずに経歴やスキルを伝える

理想の転職先に内定を貰うために、転職エージェントに嘘の経歴やスキルを伝えてしまう場合があります。しかし転職エージェントは、年間で多くの求職者を相手にしています。そのため、経歴やスキルの詐称はほぼ見抜かれてしまうと考えて良いでしょう。

転職エージェントは、転職を成功させるためにサポートしてくれる味方です。嘘を付いてしまうと転職エージェント側が不信感を抱いてしまい、案件が紹介されなくなってしまいます。以前のキャリアに自信が持てない場合でも、必ず本当のことを伝えましょう。

相性が悪い場合は、担当者を変更してもらう

転職エージェントの良し悪しは、担当のキャリアアドバイザーで決まるといっても過言ではありません。どのキャリアアドバイザーも、転職を成功させるために業務をこなしてくれますが、人間ですのでどうしても相性が悪い場合があります。

そういう時には遠慮せずに、担当者を変更してもらいたい意思を伝えましょう。多くの転職エージェントでは、メールやマイページから担当者の変更依頼ができます。

また、転職エージェントによっては、担当者を直接指名できる「キャリアアドバイザー指名サービス」が用意されている場合もあります。キャリアアドバイザーの経歴をチェックして、自分と似たような経歴を辿っている人を選ぶのも一つの手です。

転職意欲は比較的強いことをアピールする

転職エージェントは、求職者が企業に転職することで、企業から紹介手数料を受け取ります。紹介手数料に決まりはありませんが、転職者の初年度の年収の30%程度が相場です。

キャリアアドバイザーの実績にも関わるので、転職意欲の高い人に優先的に案件を紹介します。キャリアアドバイザーとの面談時に、いつまでに転職をしたいか?といった質問を必ずされると思いますが、遅くても半年以内には転職したいことを伝えましょう。

転職エージェントに関するQ&A

質問事項

転職エージェントにまつわる、よくある疑問にお答えします。

ヘッドハンティングとの違いは?

ヘッドハンティングとは、登録した情報を元に企業や企業が契約しているヘッドハンターが直接オファーを出すシステムです。ヘッドハンティングは、管理職や専門職などのハイクラス人材に限られてしまうので、利用できる人が限られてしまいます。

また、向こうからのオファーを待つスタイルなので、自分で転職時期をコントロールすることができません。

別記事「ヘッドハンティングとは?利用して転職するためのノウハウと注意点」にヘッドハンティングを活用した転職についてノウハウをまとめいます。併せてご覧ください。

転職活動は、現在勤務している会社にバレてしまうことはありますか?

転職エージェントは、会員の情報を機密情報として扱っています。そのため、現在勤務している企業に、転職エージェントへの登録がきっかけで、転職活動がバレることは、まずないでしょう。

ただし、会社で使用しているメールアドレスでの登録は控えた方が良いでしょう。セキュリティの観点から、会社側が社員のメール内容をチェックできる場合もあります。必ず個人で使用しているメールアドレスで登録してください。

登録だけで、転職しなくても良い?

転職の意思が強くなくても、登録することは可能です。「業界情報を知りたい」「自分の市場価値を知りたい」「転職するメリットを知りたい」など、将来的なキャリアアップのためにに最大限活用してください。

直接応募するのとエージェントを通して応募するのはどちらが良い?

企業によって様々なので一概にこっちが良いと断定することはできませんが、多くのケースでは転職エージェント経由で応募した方が、選考が通りやすくなると推測できます。

企業が、求人に対する応募者を一人ひとり見極めるには、非常にコストがかかります。そのため、企業は転職エージェントを利用して、信頼できる人材を紹介してもらうことによって、採用コストを減らしています。

つまり企業側は少なからず、転職エージェント経由の人材=ある程度スキルや人柄に信頼がおける人材であると認識しています。そのため同じようなスキルセットの人材が応募してきた場合、転職エージェントのお墨付きの人材を採用する可能性が高くなります。

地方在住でも利用できる?

これは転職エージェントの取り扱っている案件によります。大手のエージェントの場合は、全国対応している場合が多いのですが、一部特化型エージェントは、首都圏限定の場合があります。

また全国対応しているエージェントでも、地域によってはキャリアカウンセリングや模擬面接といったサービスを直接受けることができず、電話やWeb会議での対応になる場合があります。

担当のキャリアアドバイザーはどのように決まるのでしょうか?

転職エージェントが、求職者の登録内容を確認した後に、お住いのエリアや経歴、希望の業種・業界などを総合的に加味して、最も適したキャリアアドバイザーを決定します。

ただし最近では、キャリアアドバイザーを求職者が指名できるサービスも増えてきています。大手の転職エージェントでは浸透していませんが、中小規模の転職エージェントでは、ホームページにキャリアアドバイザーの経歴とアピールポイントを掲載しています。

転職エージェントで転職先が決まらない場合は?

転職エージェントのサポートを受けても、転職先が決まらない場合があります。考えられるのは、転職エージェントの質が悪い、条件が厳しすぎる、面接時に企業に適切にアピールできていないの3点です。

これらを防ぐためにも、複数の転職エージェントに必ず登録しましょう。力量のあるキャリアアドバイザーであれば、転職市場と求職者のスキルを照らし合わせて、希望する条件が厳しすぎる場合は正直に伝えてくれます。

面接に関しても根気よく受かるまでサポートしてくれるので、そもそも良い転職エージェントそして、キャリアアドバイザーに出会う工夫をするのが大切です。

まとめ|自分に合った転職エージェントを見つけて、理想の転職先を見つけるために、最大限活用しよう!

年収1000万円 転職

転職は、自分のキャリアを決定する大きなイベントです。転職サイトを使って、自分の知識だけで進めていくこともできますが、やはり転職のプロである転職エージェンシーを活用することで、理想の転職先へと一歩近くことができます。

ただし、転職エージェントと一括りにしても、サービスによって受けられるメリットは様々です。自分に合ったエージェントはどこなのかをしっかり見極めることや、一つに絞らずに複数のエージェントを登録することをおすすめします。

改めて、代表的な転職エージェントの特徴をまとめると、以下のようになります。

【総合型】

【特化型】

転職エージェントのビジネスモデルは、企業から報酬を受けるスタイルなので、求職者自体は無料で利用できます。転職において使わない手はないでしょう。直近での転職の意思がそこまで強くなくても、登録しておくことで将来の転職に役立ち、また自分のキャリアを見つめ直す良い機会になります。

本記事ではおすすめの転職エージェントをご紹介しました。自分にマッチするエージェントを選んで、ぜひ登録してみてください。